着想メトロ

アイデアとは、世界の捉え方を再構成することで新たな価値を獲得し、さらにそれを経験によって持続させる、一連のプロセスのこと。

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

言葉は思考する(十一)――複数の言葉を話せることの利点

バイリンガルであることで何が嬉しいのか。それは一言でいうと「成功するチャンスの倍増」さらには「活発な思考活動の源泉」ということになるだろう。母語以外の言語と付き合うことはその人の日常を非日常に転換し、人生を冒険に溢れた、彩り豊かなものにす…

保存系ではエネルギーが保存する

保存系が全エネルギーを保存することの証明を、一、二次元の場合に与える。また保存力がする仕事が経路によらないこと、その逆に経路によらない仕事をする力は保存力であることを示す。

アフィン空間とアフィン写像

アフィン空間・アフィン変換という概念についてのまとめと直観的説明。常識的により「自然」な概念が、必ずしも数学的に把握するのに易しくはない好例となっている。

最小作用の原理(5)――多次元への一般化

最小作用の原理は高次元、また多粒子系にも容易に一般化できる。ただしこのとき系は保存する(つまり力がポテンシャルから得られる系)だと仮定している。

Dream

「夢は生き抜くことができる」というメッセージ。その上で大切なのは「現在の自分をしっかりと見据えること」、そして「恥、恐怖を乗り越えて、勇気を持つこと」。

ゴールデンナンバー

この世界に遍在する黄金数。その謎に多角的アプローチを試みる。

本を読むのに「しおり」は要らない

本は始めから最後まで一直線に読むものではない。ときには後戻りし、ときには飛ばして先取りしながら、「非線形」的に読むのが、体験としての読書を確立するのに効果的だ。

言葉は思考する(十)――機械は人たり得るか

ついに人工知能が誕生した。コンピュータプログラム「ユージーン」は、人とテキストで会話し、自分を人間だと思わせることに成功した。

動的境界

人間の自由に対する新たな視点を提供する、「現実の多次元性」の源泉を探る。

言葉は思考する(九)――記憶を消去し、再び蘇生する

記憶をコントロールすることはできるのか。いまだ人体への応用には至らないものの、ラットによってそれを成功させた研究結果。悪用を懸念せざるを得ないほどの革新的発見。

異文化理解は異文化不理解から始まるということ

異文化理解という言葉がもてはやされるようになったが、それがなぜ大切なのかということについてはあまり話し合われていないようだ。理解するにはまず不理解が先立たなければならない。この不理解を越えたとき、わたしたちの日常はどう変わるのか。