着想メトロ

アイデアとは、世界の捉え方を再構成することで新たな価値を獲得し、さらにそれを経験によって持続させる、一連のプロセスのこと。

はてなフランコフォニ

Français Authentique

耳からのフランス語学習が合っているという方に特におすすめのサイトがこちら:Accueil • Français Authentique 対象者はフランス語学習者で、フランス語の理解力はある程度あるものの、表現力がなかなか伸びないという人向けです。 FA(Français Authentique…

フランス語学習者へ

大学初年次において第二外国語としてフランス語を選んだ方や、生涯学習としてフランス語と付き合っている方が対象です。フランス語の学習に際していつもそばに置いておきたい書籍やツールを紹介します。学習の一助となれば幸いです。 電子辞書は購入するべき…

単語ではなく、伝えたい内容にグローバルな対応をつける

言語を訳すという技術をどうしたら磨くことができるのか。大賀正喜氏の提案する「表現モデル」にその解答を見出す。

言葉は思考する(十三)――アルツハイマー病を検知する血液検査が確立されるが、受診への抵抗も

脳をスキャンするよりも安価で確実な方法として、血液検査により初期段階のアルツハイマー病の予兆を検知することが可能になる。そこで問題になるのが、この検査を受けて陽性だったとき、その後どう対応できるかということである。検査を受けることは義務な…

言葉は思考する(十二)――耐性バクテリアの城壁を突き崩す

バクテリア自身ではなく、その保護膜の形成を阻止することで、バクテリアが耐性を獲得するのを未然に防ぐことが可能になるかもしれない。

言葉は思考する(十一)――複数の言葉を話せることの利点

バイリンガルであることで何が嬉しいのか。それは一言でいうと「成功するチャンスの倍増」さらには「活発な思考活動の源泉」ということになるだろう。母語以外の言語と付き合うことはその人の日常を非日常に転換し、人生を冒険に溢れた、彩り豊かなものにす…

Dream

「夢は生き抜くことができる」というメッセージ。その上で大切なのは「現在の自分をしっかりと見据えること」、そして「恥、恐怖を乗り越えて、勇気を持つこと」。

言葉は思考する(十)――機械は人たり得るか

ついに人工知能が誕生した。コンピュータプログラム「ユージーン」は、人とテキストで会話し、自分を人間だと思わせることに成功した。

動的境界

人間の自由に対する新たな視点を提供する、「現実の多次元性」の源泉を探る。

言葉は思考する(九)――記憶を消去し、再び蘇生する

記憶をコントロールすることはできるのか。いまだ人体への応用には至らないものの、ラットによってそれを成功させた研究結果。悪用を懸念せざるを得ないほどの革新的発見。

異文化理解は異文化不理解から始まるということ

異文化理解という言葉がもてはやされるようになったが、それがなぜ大切なのかということについてはあまり話し合われていないようだ。理解するにはまず不理解が先立たなければならない。この不理解を越えたとき、わたしたちの日常はどう変わるのか。

『はてなフランコフォニ』を立ち上げました

☞フランコフォニの一員になろう 新たなグループを立ち上げました。目的は(主に)フランス語を通して形成される文化を学び、その理解を深めることです。この目的に少しでも共感される方は、ぜひとも参加して下さい。よろしくお願いします。 グループはこちら…

言葉は思考する(八)――立ちながらの仕事で健康改善、生産性の向上も

デスクワークが主流となった現代人にとって、長時間座ったままでいることは日常茶飯事、避けては通れない。とは言っても健康に害のあることは事実だからなんとかしたい。切実に求められる解決策、そこで現代の勤め人は立ちあがった。

言葉は思考する(七)――光を物質に変える

Huffpostから、光を物質(電子と反電子)に変える方法が発見されたという記事である:Transformer de la lumière en matière sera bientôt possible, assurent des scientifiques britanniques また論文はこちら: http://www.nature.com/nphoton/journal/va…

ブログの名称を変更しました

僕がパリにいたとき、メトロというもののイメージは一変したように思います。陽光が届かず薄暗い地下には、様々な匂い、音、気配がたちこめていて、その混沌とした様子に強いインスピレーションを得ました。 そこには日常の生活とは異なる、世界の裏の顔が覗…

言葉は思考する(六)――銀ナノ細線によるバクテリアの撲滅

今回もHuffpostから、病原性バクテリアを死滅させるのに有効な素材が開発されたという記事である: Bactéries infectieuses : Un nouveau tissu antibactérien serait capable de les détruire en seulement 10 minutes 病原性バクテリアは、薬剤投与に対し…

言葉は思考する(五)――現代人の生活リズムを狂わす枕元の脅威

Huffpostから、枕元に携帯電話を置いたまま寝ることの危険性についての記事である: Quels risques courez-vous lorsque vous gardez votre téléphone allumé près de vous la nuit ? 現代人で携帯電話無しに生活が成り立つ人は少数派なのではないか。特に忙…

言葉は思考する(四)――パリを襲う大気汚染、仕事「場」という概念の転換(後編)

さて記事の後半の読解に入る。前半の内容を受け、問題の根本的解決のためにはどうすればいいのか、という問いに答えるためのヒントを与える内容である。

言葉は思考する(三)――パリを襲う大気汚染、仕事「場」という概念の転換(前編)

Huffpostから: Pollution: et si le télétravail était la solution? | Yves Grandmontagne フランスでは、この時分(三月、四月)一日快晴というのは珍しく、多くは突発的な降雨と晴れ間が代わる代わる巡っていくもの。ところが先々週は、雲ひとつない快晴が…

言葉は思考する(二)――語彙とコンテクストは不可分なもの

語彙はゆっくり吸収していくべきものだ。その場しのぎで意味だけ暗記しても、空欄は埋められるかもしれないが、それ以上の進歩はない。 語彙には大きく分けて二つの種類がある。第一に「自分の語彙」、第二に認識できればよしとする「他人の語彙」である。会…

言葉は思考する(一)――語学は音に始まり、音に極まる

語学学習にはたくさんの困難がある。日本語が必要とする母音は非常に少ない(五つ)ので、まず最初の壁は母語に無い音をどうやって聞き分けられるようになり、そして確実に発音できるようになるか、ということになる。 生まれたばかりの赤ん坊は、すべての音を…

パリの交通事情

パリまたはパリ郊外の公共交通機関は、何といっても汚い。最近はまだましになったほうで、RER C線なんかの車両は比較的きれいだ。しかしこれがA線やB線になると汚い。汚いのだ。車両のみに限らず、鉄道のホームそのものが汚い。車両の座席に人糞がてんこもり…

ミルフィーユかミルフイユか

パイ生地が折り重なっている様子が紙を積み重ねたようであることからこの名がついた。フランス語で書くと「millefeuille」だが、直訳すると「千枚の紙」であり、発音は「ミルフイユ」に近い。ちなみに「ミルフィーユ」と発音すると「千人の女の子」と誤解さ…

NOUS LES ANCIENS, NOUS SOMMES DES SURVIVANTS(我ら生き永らえし古参なり) / 多義という奥深さ

Nous sommes nés avant la télévision, avant la pénicilline, avant les produits surgelés, les photocopies, le plastique, les verres de contact, la vidéo et le magnétoscope, et avant la pilule. 私たちが生まれたとき、この世にテレビはなかった。…

giboulées de mars

気温差による大気の垂直方向の動きによる突発的な豪雨。冬から春先にかけて起きる気象現象で、これをフランス語ではgibouléeという。 三、四月によく見られるので題名のような表現が生まれたようだ。ちょうど今時分は、突然の豪雨と晴れ間が頻繁に入れ替わる…

フランス映画「Bienvenue chez les Ch'tis」

あらすじから述べようと思う。 南仏のある町の郵便局長を務めていたフィリップが、とある事件をきっかけにフランス北方に左遷されてしまう。北仏に関しては悪い噂が絶えない:気候も人も極度に冷たいというのだ。そんな場所で最短二年間郵便局長を務めること…

パン

フランスでの主食はパンである。パンを食す文化にはそれなりの歴史がある。 今日のお昼の話。特に意識もせず、パンを裏返しに置いておいたら(食事の際にはいわゆるフランスパン(バゲットと呼ばれる)を一切れ傍に置いておく)、フランスの方に「それはいけ…

L'eau de vie

今日は洋ナシ酒の初体験。 果物やワインから作った酒を蒸留して、アルコールの度数を高めたものをeau de vie(命の水)とよぶ。 由来は中世にまで遡る。当時の錬金術師は不老不死の力が得られるエリクサーを求めてこのeau de vieの精製に成功?したのだ。その…

Comprendre le rôle des définitions dans une théorie mathématique

Quelles impressions vous donne le mot Définition ? Au lycée, en général, on apprend des formules utiles à partir d’un ensemble de définitions données pour résoudre des problèmes concrets. A ce niveau-là, la capacité mathématique requise es…

フランスのラジエーター

パイプの中に温水が流れていて、冬でも部屋を暖かく保つ。 なにがいいって、洗濯物もこのラジエーターの近くに置いておけば一瞬で乾くんだよね。